2018年01月01日

福徳円満(ふくとくえんまん)

 「福徳」は、福分と徳分のことです。
 
 「福分」は金銭や品物の財物に恵まれ、「徳分」は身についた品性の輝きをいいます。誰もがほしい福徳ですが、そう簡単にはいきません。

 では、福や徳を手に入れるには、どうすればいいのでしょうか。仏教ではこのように説きます。

 いつもに他をよくするように努め、自分には厳しく、時間や物資を粗末にすることなく、わずかな時も物も生かして使う、そのような日常生活を繰り返していくことにより、福も徳も得られると説かれます。(『妙法蓮華経〜普門品』)

 処世術という表面的なテクニックがあるのではなく、徳を積んでいく日常を怠るから、人からの信頼を失うというのです。

 福徳が満ちるには、日常の小さな積み重ねが大切です。福徳を満たす高い目標を掲げ、一年の終わりに初心を振り返って頂ければと思います。皆さまのご多幸と、日本が平穏で豊かであることを祈念申し上げます。合掌

 (参考:『百歳の人生の師からあなたへ』松原泰道)

 

 
posted by 正翁寺 at 16:54| 日記