2015年01月01日

禅の友1月号

IMG_6015.JPG


・「旧年の枝」釜田隆文(P,6)
 早春には百花(ひゃっか)に先駆けての花が咲き、清香(せいこう)を放ちます。
 大本山永平寺を開かれた道元禅師(どうげんぜんじ)は、『永平行録(えいへいこうろく)』の中に「梅花(ばいか)新たに発(ひら)く旧年の枝」という言葉を残されています。
 梅の花は春になったら当たり前に咲くのではなく、厳しい冬を耐えてきた枝があってこそ、その上に新しい花を咲かせることができます。
 過去の積み重ねがであり、今の積み重ねが未来を生んでいきます。こうして新しい年を迎えられる私たちは、たくさんの人たちの支えがあって、今ここにいます。私たちは未来に向かって何ができるのでしょうか。
 年頭にあたり、支えてくれた方々に感謝の想いをかたむけ、希望に満ちた明日に向けて一歩を進めたいものです。

 ・「知音(ちいん)」酒井大岳(P,1)
 心の底から信じ合えるのことを言います。
 『因果経(いんがきょう)』に「親友になくてはならない心」が説かれています。
 
 @過失があったら忠告する。
 A吉事の時は共に喜ぶ。
 B苦境に落ちても捨てない。

 この心を淡淡と保てる者同士が本当の親友であるということですね。

 
posted by 正翁寺 at 16:42| 日記